2024年5月30日(木)「建築設計製図Ⅰ」の7回の授業が行われました。
はじめに先週提出してもらった「まいにちスケッチ」の講評がありました。ただ対象を描くだけでなく、どこの寸法をいれたらいいか、また、どのように描けば、その対象物の良さが伝わるかを考えながら取り組みましょう。
続いて、授業内課題である「住吉の長屋3 短手断面図及び立面図図面模写」の作図内容と作図の手順の説明が行われました。今回の課題は安藤忠雄の代表作である住吉の長屋の短手方向の断面図と立面図の作図を行いました。
作図の手順を簡単に記しておきます。断面図は①基準線→②壁、床スラブ、基礎→③サッシ、床、天井、地面→④見えがかり線、RC記号等→⑤文字、寸法、枠、キープラン。立面図は①補助線→②建物の輪郭→③開口部、窓、地面→④目地、Pコン→⑤文字、枠。
講評では先生方から図面を描く際、断面線と見えがかり線の太さを注意し、ガラスの断面線もしっかり太線で表現するようにとアドバイスがありました。また、前回授業で配られた平面図を照らし合わせながら図面を描くことで建物の空間もイメージしやすくなります。
作業終了後、模型の組み立てについてのレクチャーがありました。来週は模型提出になりますので最後の一週間頑張りましょう。
次週、6月6日(木)の授業は、授業内で終わらなかった学生は、完成した図面と模型を持ってきてください。模型は授業内で使うため必ず持ってきてください。破損を防ぐため、模型を持参する際、靴箱程度の大きさの箱に格納するようにして下さい。
TA:石渡