5月7日に、第4回目の「建築環境・設備実験」の授業が行われました。
テーマ4「照明環境の実験」では、光源の演色性評価と照度の測定の2つの実験を行います。今週(5/7)は、光源の演色性評価実験の様子を報告します。
建築空間における良い照明条件をつくるため、色の見え方を決める光源の演色性について取り上げ、光源の違いにより物体の色の見え方がどのように変化するのかを考察します。
初めに、光の波長と演色性について講義がありました。次に、光源の演色性評価実験(光源の演色性評価方法JIS Z 8721-1964に基づく)は、自然光と人工光源5種のもとで実験試料(色紙5色)を比較し、光源による色の見え方の違いをマンセル標準色票により評価します。
物体色の見え方に影響する光源の分光特性と物体色の関係について、日常的に体感する違いを数値的に捉えることができました。
次回は、本日の実験をレポートにまとめて提出です。授業では、2つ目の実験照度の測定を行います。
野間 晴陽