2024年5月9日木曜日に「建築設計製図I」の4回目の授業が行われました。
先週までは線の練習でしたが、今回は図面記号を描く練習を行いました。
はじめに、図面記号の説明が行われました。図面記号は建築物の状況を具体的に伝えるために大切な記号です。人にとっての言葉の同じようなものだと思います。扉や窓などはそれぞれ記号で表されます。また、扉にもそれぞれ種類があり、片開きドアや引き戸などを見分けるために使います。
その後、今日の課題である図面記号を描く作業に取り組みました。今回の課題でもう一つの重要なテーマは「縮尺の理解」です。記号にはそれぞれの縮尺が併記されています。縮尺にあった記号表現があるということを示しています。そして、学生には指示された縮尺の図を三角スケールを使って正確に描くことが求められました。もう4回目なので、それぞれ自分のスピードで作業に取り組んでいました。途中、文字のことで少し解説がありました。文字の大きさはJISで漢字;仮名:カナ=1.4:1:1と示されています。漢字と仮名(カナ)が混在している時は漢字の方を大きくすることが大事です。
最後に、前回の課題であったサイコロ模型についての解説がありました。これからは図面だけではなく、模型にも取り組んでいきます。模型の製作では道具を揃えることも上手に作るコツの一つです。的確な道具を正しく使うことできれいな切り口や正確な寸法での裁断が可能になるということでした。
今回は、はじめて課題の評価が返ってきました。評価が良い人も後もう少しの人もいたと思いますが、先生に指摘されたことを確認して、これからの課題に取り組みましょう。課題に出されたホームワークも忘れずに取り組みましょう。今週の土曜日にはフレシャーミーティングもあります。良い経験になりますのでぜひ参加しましょう。
SA:木本