建築設計製図III

第二回 第1課題 エスキスチェック1

2024/04/19

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2024年4月19日

今日から第一課題「ふつうの家:自分の家族のすまい」のエスキスチェックが始まりました。

授業の最初に、粕谷先生から「定番 建築製図入門 大脇 賢次著 彰国社出版」、「第四版コンパクト建築設計資料修正 一般社団法人 日本建築学会 著書 丸善出版」の2冊を紹介していただきました。紹介いただいた2冊の本は、今後の建築設計製図の授業、スタジオなどの講義を通して上手な図面の描き方、建築を学んでいく上での教科書にもなっていきます。図面の描き方、設計に困ったときは2冊を手元に置きましょう

次に、神戸先生から木造に関するレクチャーが行われました。

骨組みを考えるときのポイント、柱の大きさによって決まる壁厚や断面図を書くときの収まりや部材の寸法の説明をしていただきました。これらによって設計した形に全部反映されていくので、これらのバランスは重要になります。

最終提出では、図面上で構造を細かく表現することが求められます。

この課題を通して、木造に関しての知識を身につけて誰よりも詳しくなっていきましょう!

先生方と個別指導が始まります。受講生には、見ていただく先生を選び、1週間考えてきたことや構想、模型やスケッチ、事例研究などを用いて先生方と話しながら、これからの設計を考えていきます。

エスキスチェックの待ち時間では、図面やスケッチを描いたりして学生同士で設計案の話し合いや、TAに質問したりなど、積極的に取り組んでいる姿がありました。

次回は2回目のエスキスチェックです。

今回のエスキスを見て回った印象は模型や図面の量に多い学生と少ない学生の差が多かった印象です。また事例研究を用いてエスキスを受けた学生はその作品のどこに魅力を感じたのか、やりたいことに近いのかを明確にしていくとこれからの設計課第にとりくみやすくなるかもしれません。アイデアを伝えるには模型を作り図面を行き来しながら進めていくと相手もイメージしやすくなります。沢山考えた分だけ良い作品ができあがるので楽しく設計していきましょう。

TA:小西 柳


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