常勤講師:柳澤潤、酒谷粋将/非常勤講師:村松基安/ TA:田﨑太一(M2)/金曜日3〜4限
2023.04.14(金)「大学院デザインスタジオⅠ」の第1回目の授業が行われました。はじめに、柳澤潤教授から課題の説明をしていただきました。課題は、本大学、金沢八景キャンパス再編計画になります。大学キャンパスは、街にとってどのような存在であるべきか、またランドスケープや必要な空間や機能、プログラム、学生たちの自由な視点で、新しいキャンパス計画を提案するということが課題の目的になります。
課題説明の後、この授業の非常勤講師である村松基安先生から、ショートレクチャーをしていただきました。村松先生は早稲田大学の池原義郎研究室を卒業後、建築家・谷口吉生建築設計研究所を経て、現在は村松デザイン事務所を主宰し、建築家として活躍なさっている先生です。レクチャーの中では、幼少期に代々木体育館(丹下健三)のスイミングスクールに通っていた経験や、学生時代の作品、谷口吉生事務所の時に担当された「葛西臨海水族園」や「慶應義塾大学湘南藤沢中等部・高等部」、独立後の作品など、建築との出会いから現在に至るまでの経緯を話してくださいました。
その後に、敷地見学として金沢八景キャンパスの敷地内を回りました。普段使わない場所や、現在の八景キャンパスのネガティブな所など、八景キャンパスの現状を知れたと思います。
来週は大学内や他大学のリサーチを発表してもらいます。いきなりキャンパス規模の設計や計画はスケールをつかみにくいので、スケール感を掴むためにも他大学のキャンパスと比較しながらリサーチをしていきましょう。
TA:田﨑