2024年4月9日(火)は、まちづくりデザインスタジオ1の第1回目の授業が行われました。
初めに、担当の酒谷先生から担当教員の紹介と第一課題の説明がありました。第一課題は「風を吹かせて桶屋で儲けろ」と題して、1つの小さなアクションで終わるのではなく、そのアクションから連鎖して何が起こるかという多様なストーリーをシミュレートし、その起点となる新しい建築の提案をする課題です。2年生までの課題とは違い、敷地やプログラムを自分で考える必要があり、いかにリアリティを持って設計できるかが重要になってくると思います。
授業後半は、来週からの設計課題に向けて、対象敷地となる金沢文庫/金沢八景エリアの特徴を4グループに分かれて出しました。「自然や公園が多い」「お店や施設が多く住みやすい」「わざわざ訪れる目的がない」など様々な意見が見受けられました。
出た意見を踏まえて、次はこのエリアに欲しい用途・必要だと思う用途、そしてそこから広がるストーリーを一人ひとり考えました。“娯楽から宿泊まで一日中過ごすことができるハイパー銭湯”や“金沢文庫/金沢八景エリアの新しいランドマークを目指す横須賀スタジアムボールパーク化”など、様々な視点から考えられた面白い意見が多くありました。
次回からはエスキスが始まります。今回出たアイデアやストーリーをもとに、それをつくることで誰が、何が、どう変わるのか、周りの環境にどう影響を与えていくのかということを考えていきましょう。頑張ってください!
TA:髙田