【担当】黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ TA:飯濱由樹、小嶋竜也
2024年01月18日(木)に建築設計製図Ⅱの第14回目の授業が行われました。今回は第2課題「野島公園のチャペル(礼拝堂)」の最終提出と全体講評会が行われました。
提出締め切りは授業開始時の13時15分です。学生は5-503製図室を退出して、15時30分に戻ってくるように指示されました。
その間、先生方は各作品を審査して、提出作品の採点を行いました。
提出図面等:
コンセプト 提案内容を文章やダイアグラム、スケッチを用いて表現する。
配置図 1/300 屋根伏。周辺の外構計画を描くこと。
平面図 1/50 各階。地上階には外構も描くこと。
立面図 1/50 1面以上。
断面図 1/50 1面以上。展開記入。
パース 遠景・アプローチ・エントランス・堂内の4場面。着彩。
模型 1/300 敷地全体の外構(樹木や水面など)を表現する。
1/50 建物周辺を適宜含めること。
事例研究のスケッチ 全4回
総合点を先生方全員で決定した後、担当の先生からコメントが朱書きされました。これまでのエスキスを踏まえた一言は、学生達の励みになったと思います。
審査が終了した後、学生たちは規定の時間に再集合しました。
今回は優秀作品として8点が選ばれ、その中から代表作品として4点が学生全員の前で発表しました。
学生の発表の後、担当の先生からは評価されたポイントが解説されました。同じ課題であっても、回答として全く違う作品が出てくるのが、建築設計のおもしろいところです。
以下、発表した4点の優秀作品です。4名には今年度のバーティカルレビューや建築展でも、建築設計製図Ⅱの代表として発表・展示してもらうことになります。
223N1027 江田 琴美 「水に浮くヒトと空間」
223N1067 佐竹 青嵐 「流れの行く先に ~大屋根の礼拝堂~」
和田山 千穂 「round」
王 雨楽 「和諧ノ教会」
次に、優秀作品に選ばれた他の4点です。
金子ななみ 「湖に浮かぶ睡蓮」
貞清 哉人 「Triangle chapel」
田村 花恋 「流れる教会」
宮本 歩果 「もみじ」
全体講評会の終了後、各班に分かれて、改めて班内で講評が行われました。計画通り上手くいった人、優秀作品に選ばれるのは逃しましたがよく頑張った人、もう少し図面が描けていたら高評価だった人、最後まであきらめず作品をスタディした人など、学生によって様々でした。
今回発表した優秀作品や各班での作品を見て、自分に足りなかったものを考えてみましょう。ぜひ春休みの間に、学外での展示会や発表などのイベントに参加してみたり、表現方法を調べてみたりしてください。残念ながら再提出となった人は、締め切りを守って作品を準備しましょう。
2023年度秋学期の半年間、お疲れさまでした。これで大学1年生の設計演習が終わりとなります。次からの設計課題は、自分で考える設計が主になってきますので、スケッチや事例研究、表現方法など1年間学んできた事を忘れず、楽しく取り組んでいってください!
TA:飯濱由樹、小嶋竜也