12月18日は「建築・環境デザインスタジオ」の第12回目の授業でした。今週は、1階・基準階の照明設備の設計を行います。
授業では中村秀親先生より、学生の図面を用いながら照明の器具配置について講義がありました。また、五号館で導入されている設備を図面と写真にて示しながら「照明器具とセンサー等」の説明もありました。照明やスイッチ、センサーなどは、普段の生活では気にしたことがなかった、照明とスイッチ、センサーがつながっていること、照明の電力が分電盤からきていることが先生の講義を通して、理解できたのではないでしょうか。
授業ではエスキス形式ではなく、先生方が教室内を回って学生をみることで、今まで他の授業で触れる機会の少ない電気設備について学生が自然と質問する環境になっていました。エスキスでは必ず先生方と会話できますが、自分で見つけた疑問を質問して解消していくための積極性を持つことも重要だと私は思います。学生の皆さんは臆せず自らの疑問解消のため、よい設計のために積極性を持って行動してほしいです。
次回は、給排水・衛生設備と空気調和・換気設備の図面を最終提出日です。
年末年始で休みたい気持ちもわかりますが、図面提出のことも忘れず、前回の提出からブラッシュアップしてものが提出できるように計画的に作業を行ってください。
次回(1/15)に出す最終提出物
<給排水衛生設備図面一式>
- チェックリスト
- 給排水設備コンセプト・フロー図※
- 給排水設備系統図(給水・排水・雨水等再利用)
- 受水槽回り平面詳細図(S=1/50)
- 受水槽回り立面詳細図(S=1/50、建築図は断面図)
- 塔屋(屋上階)平面図(S=1/100、高置水槽まわり))※
- 1階外構配管平面図(S=1/200、配置図に描く)
- 基準階配管平面図(S=1/100)
- 1階便所詳細図(S=1/50)
- 基準階便所詳細図(S=1/50)
<空気調和・換気設備図面一式>
- チェックリスト
- 空気調和・換気設備コンセプト(A2⽤紙、複数枚OK)
- 空調配管系統図(建物全体をA2⽤紙⼀枚に描く*)
- 空調ダクト系統図(建物全体をA2⽤紙⼀枚に描く*)
*システムが複雑な場合、複数枚に分けてもOK - 1階or 2階空調配管平⾯図1/100(A2⽤紙⼀枚に描く)
- 基準階空調配管平⾯図1/100(A2⽤紙⼀枚に描く)
- 1階or 2階空調ダクト平⾯図1/100(A2⽤紙⼀枚に描く)
- 基準階空調ダクト平⾯図1/100(A2⽤紙⼀枚に描く)
※建築図の線を薄くすること
※全てA2横使い
※給排水設備・空気調和・換気設備の図面において、
②コンセプト・建築図はパソコンの使用可、それ以外の新規作成した図は手書きのみ
※過去の提出印のあるものは不可
※⑤給排水衛生設備塔屋詳細図はできる人のみ行う(加点対象)
宿題としての提出物(電気設備)
- 電気設備コンセプト
- 幹線系統図
- コンセント設備平面図 1/100(1階(又は2階)・基準階)
- 照明設備平面図 1/100(1階(又は2階)・基準階)
※ すべてA2、横使い
※ 順番に重ね、左上をダブルクリップで止めること
※ すべての図面に学籍番号と氏名、図面名称を記載すること
TA板橋、高山