第４回　敷地模型完成・エスキス①

担当：古賀、大島、津野　　TA：程　

　2023年10月19日（木）「住宅設計スタジオ」の第三週の授業が行われました。

　今週は、グループで作られた敷地模型の提出日です。1／200の寸法で、敷地の実際の地形、現存の建物、道、海、川、高度差がよくわかるように工夫された「平潟団地」「横須賀田戸台」「三浦海岸」の三つの敷地模型が提出されました。みんなの力で丁寧に作られた模型なので、これからの設計段階でたっぷり活用してください。　

　今週からエスキスに入ります。毎回の授業では、ローテーションで各回異なる先生に当たるようになっています。色々な角度からの意見があるということを頭においてエスキスに臨むことが大切です。先生方から、違う視点のアドバイスがもらえるので、ぜひ何回も何回もいろんな角度から自分の提案を思考ください。個人エスキスや、グループエスキスなど色々なスタイルでエスキスを経験しましょう。他人のやり方また、また他の視点を見つけたい人として、貴重な学ぶ機会なので、他の人のエスキスも遠慮なく聞いてください。

　全体のエスキスが終わった後、先生方からの講評がありました。11月2日には「コンセプト発表」があります。コンセプト発表に向かって、この2週間を最大限活用しましょう。
コンセプト決定にあたっては建物の密度感、ボリューム、建物のシステム（プログラム）を具体的にすることが必要です。また、今回の設計テーマは「すみ続がれ、緑を生み出す集合住宅」なので、敷地範囲内の緑の量の検討を忘れないでください！
　各自、三つの敷地から敷地を選び、設計案を考えて来てください。行ったこともない新しい敷地の場合もあると思います。そこしか生まれない設計案を創るため、前から得られた敷地情報を踏まえて、足を運んで、改めて敷地リサーチを行いましょう。敷地調査用補助シートがあるので、ぜひ活用してください。みんなの面白い設計案を期待しております。　
　来週は、自分の提案のコンセプト、敷地内での建物の密度感を表れるボリューム模型を持参して授業に参加してください。