モデリングワークショップ

第5回 Closed Cube

2023/11/04

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2023年11月4日、第5回の授業が行われました。

今回は120×120×120の立方体のダンボールの断面模型をつくります。

はじめに馬場先生に今回の作業と手順を説明していただきました。

各自で用意した3ミリ厚あるいは5ミリ厚のダンボールを、120×120の大きさに40枚ほど切り出します。

ダンボールは今まで切ってきたスチレンボードより、固くて切りにくいため何回も切り込みをいれないといけません。なので、1回で切り終わるのではなく、何回も切り込んで、切断面がきれいなるよう意識して切りましょう。

次に切ったダンボールを重ねたときに、中身が空洞となる「空間=カタチ」ができることを創造して、一番上と一番下以外のダンボールを一枚ずつ切り抜き重ねます。カタチを意識しすぎるあまり、手が動かない学生が多く見受けられた一方で、作りながら考える学生も見られました。カタチのイメージはあるが、どういう風にくり抜いたら良いかわからないときは、一度絵を描いてみてから作業に取りかかると良いかもしれません。

途中、前回の授業で出題した建築のレポートの紹介がありました。建築を調べて紙にまとめるだけでなく、実際に訪れて外観や内部に入って空間を体験して感じることで理解が深まり、設計のヒントにもつながります。休みの日を使って建築を見に行くことをおすすめします!

最後に、重ねたダンボールを二分割します。

面白い空間を表現した作品は多かったのですが、切った面がそろえてないものや、粗いものが見受けられました。

最初は時間をかけても、綺麗に、美しく作ることを意識しましょう。

TA:小西 


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