第7回　鉄筋コンクリート(RC)造梁の曲げせん断実験/コンクリート供試体圧縮・割裂引張試験

今回の建築構造実験では前回の講義で行った鉄筋コンクリート(RC)造梁の曲げ実験に引き続き、RC造梁の曲げせん断実験及びコンクリート供試体圧縮・割裂引張試験を行いました。

前回同様、使用する試験体は10月13日に打設、5週に渡り養生を行った試験体を使用しました。

前回の梁とは配筋に違いがあります。前回使用した試験体は曲げで壊れるように設計されていましたが、今回の試験体はせん断で壊れるように設計されています。

まず、今回の梁と同時に作成した円柱供試体を用いて、圧縮・割裂引張試験を行いました。

次に、RC造梁の曲げせん断実験を行いました。梁のひび割れ発生状況や前回の梁との壊れ方の違いなどに注意をしながら、加力と除荷を繰り返し梁の耐力が低下するまで行いました。

 

次回の講義では、これまでの講義を行ってきた実験に関するレポート作成指導を行います。

SA：上野　菜未、劉　子豪