2023年11月10日、EF-109室で第6回の建築構造実験の講義が行われました。4週間に渡って養生した試験体を使い、円形供試体の圧縮・割裂引張実験と梁の曲げ実験を行いました。実験前、担当教員がRC造梁断面の曲げ抵抗メカニズムと破壊の予想、コンクリートの強度性状に関連する試験方法や力学的性質について説明しました。
先に、曲げ実験に使うRC造梁と同じ材齢の6体のコンクリート供試体の圧縮・割裂引張実験を行いました。学生たちは圧縮・割裂した供試体の破壊状況を観察して記録しました。
次に、RC造梁の曲げ実験を行いました。実験の進みとともに、学生たちは梁のひずみの数値やひびの入り方、変形の状態等をよく観察して、破壊は予想通りになったことが分かりました。
最後に結果を分析し、学生たちはRC造梁材の曲げ挙動についてより深く理解しました。
次回は供試体のRC造梁試験体のせん断実験とコンクリートの圧縮・割裂引張実験を行う予定です。
SA:上野 菜未、劉 子豪