【担当】黒田泰介、兼弘彰、戸田啓太 TA:小嶋竜也
2023年10月17日(火)、まちづくりデザインスタジオ2の第4回目の授業が行われました。今回から、大学祭による休講を挟んだ計3回で、これまで実測した幸保邸の図面をCADで描いていきます。授業では印刷した図面を持参して、先生方にチェックしていただきます。
授業の初めに、非常勤講師の戸田先生と兼弘先生にご自身の作品紹介をしていただきました。戸田先生は横浜を中心に、都市計画と歴史的建造物の修復と保存、活用を主として仕事されています。今回は上海横浜友好園の復元や、山下公園のインド水塔の改修等をお話し頂きました。
兼弘先生は保土ヶ谷を拠点に、同じく歴史的建造物の修復と保存、活用を主として仕事されています。事務所のホームページを写しながら、東北の大震災で壊された気仙沼市の武山米店の修復作業や、横浜の山手133番館の復元等についてお話し頂きました。
授業後半では、実測図面のチェックを行いました。幸保邸には母屋と石蔵の2棟があり、今回は母屋を黒田先生と兼弘先生、石蔵を戸田先生がそれぞれチェックしました。
各班の学生を集めて、机に写真と野帳を広げて、描きかけの実測図面にこれから描いていかなければならない要素を指示していただきました。1/30と大きなスケールで製作するので、細部まで描き込んでいきます。
全体の図面やエスキスを見ている感じですと、学生同士での図面の共有がまだ出来ていないようでした。柱や梁などの部材の大きさや線種、階高や瓦屋根の断面など、班ごとで指摘された事は異なると思います。まずは班内で話し合って大きさや種類を統一するとともに、修正点を次回までに直してきてください。そして他の班と情報共有して、幸保邸の実測図面を完成させていきましょう!
11月21日は完成させた実測図面と敷地模型の提出です。約1か月後となりますが、他の課題や予定が入ってくると思います。もし疑問点がありましたら、自分は火~木曜日に5-410の研究室にいるので、お気軽に声かけてください!
TA:小嶋