10月2日は「建築・環境デザインスタジオ」の第2回目の授業でした。授業前には、先週の授業で出された宿題として修正した建築図の配置図・断面図・平面図(屋上階平面を追加)の提出がありました。
今回は、各自先週のエスキスから更に建築図の修正、給排水設備計画の予習を行います。
(1)各階にある大便器の設置個数
(2)地下階と地上階の大便器設置個数の違い
(3)給水方式について
授業はじめには、大塚先生からトイレの設備についてのレクチャーで、多目的トイレの設置や、各階の大便器・小便器の個数の検討方法について教えていただきました。先週は、塔屋や地下ピット、ドライエリアの記載漏れを指摘されても実際の用途や使い勝手が分からず、自身の建物に適用できない学生が多くみられたため、非常に参考になったと感じます。また、地下階に基準階と同様のトイレを設けている学生が多かったですが、実際の使用頻度を理解することによって、より自分の設計がリアルになり考えやすくなったのではないでしょうか。
設備用のスペースが確保することは、今後の授業で設備図作成を進めていく上で最も大切な事項ですし、最終提出時の修正点が少なく済みます。初めてのことが多く、難しいとは思いますが、各設備を計画することを見据えつつ、わからないことは講義やエスキスの時間で1つ1つクリアしていきましょう。
次回(10/9)は建築図の提出日です。
① 建築コンセプト
② 設備コンセプト
③ 配置図(1/200)
④ 屋上階平面図(1/100)
⑤ 各階平面図(1/100)
⑥ 断面図(1/200)2面以上
⑦ 立面図(1/200)4面
⑧ パースまたは模型写真
⑨ 全提出物(①~⑧)の観音開き製本(見開きA3縮小印刷版)
TA板橋、高山