2023年10月5日(木)「建築デザインスタジオ2」第2回目の授業が行われました。
初めに、高塚先生と松田先生から手掛けられた事例などのレクチャーしていただきました。
高塚先生からは、これまでに手掛けられた作品を通して、建築に対する向き合い方や建築が人々に与えられる影響をレクチャーしていただきました。
松田先生からは、計画段階から設計まで実際に携わられた太田市美術館・図書館についてレクチャーをしていただきました。
今回の課題は、図書館とその地域に必要な公共的なプログラムを組み合わせて、地域にあった独自の新しい公共施設を設計します。太田市美術館・図書館は図書館と美術館が組み合わさった公共施設であり、今回の課題に取り掛かるうえで参考になったのではないかと思います。
続いて、1回目のリサーチ発表を行いました。
リサーチでは、歴史・統計、交通、自然、防災、コミュニティー、建物用途、公共施設配置、自由テーマの8つのグループに分かれて取り組みます。
全体的な傾向として、きれいにまとめようとして情報量が少なくなってしまっている学生が多い印象でした。先生方からは「全体的に結果を急ぎすぎているように感じる。途中段階の情報でも良いから、きれいにまとめていくというよりも、より客観的に深掘りをし情報をどんどん重ねていってほしい。」とのコメントをいただきました。
次回は2回目のリサーチ発表です。
現段階で分かっている情報のほかに、これから深掘りしていきたいところや自分の考察を交えて情報を共有していきましょう。また、設計プログラムで何を取り入れるのかも意識しながらリサーチを進めていきましょう。
SA : 原田