建築設計製図II

第2回 最小限住居 1階平面図1/50のコピー

2023/10/05

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【担当】黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ TA:飯濱由樹、小嶋竜也

2023年10月05日(木)に建築設計製図Ⅱの第2回目の授業が行われました。今回と次回で1階、2階の平面図をA3ケント紙にコピー(模写)していきます。トレース(なぞり描き)とは違い、基準線から始まって柱や壁を最初から描いていきます。

授業の冒頭には日置先生から、平面図の書き方と注意すべき点をレクチャーしていただきました。また黒田先生からは、尺貫法という伝統的な寸法体系について紹介いただきました。どちらも図面に描かれた内容を理解する上で重要なことです。

その後は各班に分かれて作業開始です。宿題に出された住宅のスケッチは、班ごとに講評会が行われました。優秀作品に選ばれた学生は、どの部分を表現するのにこだわったか、この作品のどこが好きかを説明していました。選ばれたスケッチやプレゼンの仕方を見習い、大事だと思う部分は盗む気持ちでメモして、次回気になった部分を最大限に表現できるようにしてみましょう。

講評会の後は製図作業に戻ります。最初に図面枠と基準線を描いていきます。その後に柱や壁、細部と書き進めていきます。描く速さには個人差があると思いますが、大事な事は他の人が見ても伝わる精度です。線の太さや強弱に注意して描いていきましょう。

授業の終わりには、大沼先生と日置先生から軸組模型の図面の見方や模型作りのポイントを教えていただきました。軸組模型で分からない所や気になる所はあると思います。過去の作品をよく観察して、分からないところはTAにも相談して、計画通りに進めていきましょう。

次回は引き続き2階平面図の模写を行います。製図道具や関連資料をしっかり持ってきて、図面の見方や描き方を少しずつ身に着けていきましょう。一歩一歩しっかりこなしていく事で、知識は身についていきます。これからスケッチ課題や軸組模型、他の授業のレポート等、課題が増えていきます。無理しない計画を立てて、しっかり終わらせていきましょう。

 

TA:飯濱由樹、小嶋竜也


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