【担当】黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ TA:飯濱由樹、小嶋竜也
2023年09月28日(木)に建築設計製図Ⅱの第1回目の授業が行われました。この授業では春学期の建築設計製図Ⅰに続いて、建築製図と設計の基礎を学びます。
今回はガイダンスとして、始めに代表の黒田先生からシラバスに基づく授業のテーマと概要の説明がありました。スクリーンに当授業のシラバスを大きく映しながら、授業の目的と全体の流れについてお話し頂きました。
続いて第一課題の図面コピーについて説明が行われました。建築家の増沢洵が建てた木造2階建ての自宅「最小限住居」は、シンプルながら魅力的な住宅です。建設当時の写真や図面を見ながら、建物の特徴について教わりました。1年生の皆さんも、ぜひ自分で雑誌やネットで調べてみて、最小限住居のコンセプトやデザインを考えてみましょう。
第一課題では平面図・立面図・断面図を手描きで仕上げる他にも、軸組模型を製作します。建物を支える骨組みだけを作った軸組模型は、建築の構造や仕組みを知るのに最適です。ガイダンスでは先輩方の優秀作品が紹介されました。きれいに作るためには時間がかかりますが、落ち着いてじっくり取り組みましょう。
授業の後半には、非常勤講師の先生方による作品紹介が行われました。設計のプログラムや敷地周辺の環境も考える事など、各作品を通して教えてもらいました。担当になった先生には、ぜひ疑問に思ったことなど質問してみましょう。
製図道具や事例研究の進め方など、履修上の注意を聞いた後、班に分かれてのガイダンスが行われました。先生2〜3名に対して学生20人程度でひとつの班をつくります。担当の先生方からは、宿題の事例研究や図面の描き方のポイントを教えてもらいました。「木造の住宅」や「歴史・背景」など班毎にテーマが出されました。次回授業までに、しっかり調べましょう。
分からないところは先生やTAに聞いて、半年間頑張っていきましょう。
TA:飯濱由樹、小嶋竜也