【担当】黒田泰介、兼弘彰、戸田啓太 SA:相澤広祐
2022年12月20日(火曜日)都市再生デザインスタジオの第12回目が行われました。今回は「山下公園と亀腹ゾーンの再生」の中間提出です。各自、コンセプトボード・図面・模型を使って、自分の作品について発表しました。
(1)特別レクチャー
授業の冒頭に、兼弘先生が修復を手掛け、今年6月に竣工した横浜市認定歴史的建造物「山手133番館」についてレクチャーをして頂きました。再生方法や施工方法など、貴重なお話しを聞くことが出来ました。学生の皆さんは自分の課題製作に役立ててください。
(2)発表
レクチャーの後、各自5分間で作品発表を行いました。その後、各先生方から5分間の質疑応答や講評などがありました。
1/500の周辺敷地に自分の模型を置くと、山下公園とのつながりが良く分かります。今回の中間発表で、初めて1/200の図面を描いた学生も多く、図面や模型が未完成であったり、機能や構造などがしっかりと固まっていない人が多数いました。
(3)総評
全員の発表が終わると、各先生方から講評を頂きました。
戸田先生:各空間の機能(プログラム)をしっかりと決めて、どんな空間なのかを考えていきましょう。また、スケール感を意識し、無駄のない空間を提案しましょう。
兼弘先生:最初に自分で決めたコンセプトは最後まで大切にとっておきましょう。また、決まってない人はしっかりと考えコンセプトを決めましょう。そして、段差のつなげ方やトイレなど、小さなスケールもしっかりと意識していきましょう。
黒田先生:建物のスケール感を意識しましょう。1/200の図面を手直ししながら、次回は、構造や機能など密度ある話をしましょう。
図面や模型が未完成の学生は、再提出となりました。次回授業で、中間提出に必要な図面や模型を全て完成させて持参します。
中間提出をクリアした学生も、次回は図面と模型1/500を忘れずにもってきてエスキスします。
最終提出まで、エスキスは残り1回となってしまいました。冬休みを機会にもう一度自分の提案と向き合い、どんな空間が必要か、どんな構造が最適か、など細かいところをブラッシュアップしていきましょう。皆さん良いお年を!
SA:相澤広祐