建築設計製図II

1階平面図1/50のコピー<建築設計製図Ⅱ>

2022/10/06

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2022.10.6(木)建築設計製図Ⅱの2回目の授業が行われました。今回から第一課題である増沢洵自邸、最小限住居の図面コピーが始まります。

今回と次回で1階と2階平面図をA3ケント紙に模写していきます。

授業冒頭では黒田先生から寸法体系についての説明がありました。続いて日置先生から平面図の描き方についてレクチャーしていただきました。図面を理解する上では欠かすことのできない基本的な内容を、図を用いてわかりやすく教えていただきました。

班に分かれての製図作業が始まりました。始めに図面枠と基準となる軸線を描いていきます。次に柱、壁、開口部と細部を描いていきます。描く順番を守りながら、今どこの線を書いているのか、断面なのか見え掛かりなのかしっかり意識して描きましょう。

班に分かれての作業の際に、宿題だった住宅のスケッチ課題を班ごとに評価しました。前川国男自邸など戦時中の建築や鶴岡邸など最近の建築まで、様々なバリエーションがありました。これらのスケッチ課題は一つ一つが自身の建築空間の発想につながる情報となります。毎週怠ることなく少しずつ積み重ねていきましょう。

最後に大沼先生と日置先生から軸組模型のレクチャーがありました。次回から本格的に軸組模型の製作が始まります。軸組図や材料の寸法などまだ分からないことが多いと思いますが、先生方やS Aに質問や相談などして確実にスケジュール通りに進めていきましょう。

次回は2階平面図の模写を行います。今回ほとんどの人が1階平面図を書き終えることはできませんでしたが、少しずつ図面の書き方を身につけていきましょう。綺麗な図面を描くためには、まずは焦らず一つ一つこなしていくことが大切です。スケッチ課題、軸組模型と課題も増えていきますが全ては積み重ねです。頑張っていきましょう。

SA:植松


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