2022.11.17(木)は、建築設計製図Ⅱの第7回の授業が行われました。今回は、今まで描いてきた図面一式と軸組模型の最終提出が行われました。
作品を提出後、学生は一度教室を退出し、先生方による採点が始まります。担当の先生が、各班のこれまでの作業内容を含めて、図面と軸組模型を総合点で評価します。
採点終了後、まずは班ごとに分かれて講評会が行われました。限られた時間の中、複数の作品が取り上げられて、作者によるプレゼンテーションと共に、それぞれ評価された点、今後気を付けたい点などが話し合われました。
班ごとの講評会の後、各班の代表作品を数点選び、全体講評会が行われました。スクリーンに大写しになった自分の図面と模型を指さしながら、選ばれた学生たちは自分の頑張った点、苦労した点を発表しました。
優秀作品のどこが評価されたのか、ほかの学生と自分の作品を見比べて気づいたことがたくさんあると思います。一本の線にもこだわりをもって仕上げること、図面の線をはっきり描くこと、実物のスケールを想像しながら描くことなど、高く評価された学生の言葉にはさまざまなヒントがありました。
先生がおっしゃられていた、美しさとはわかりやすさでもある、という言葉に私も大変感銘を受けました。断面線はどこなのか、仕上げはどうなっているのか、基準線や寸法線の繊細さなど、パッと見ただけで全体がはっきりわかる図面はとても美しく見えると思います。第1課題で学んだことを今後とも活かしていきましょう。
第1課題優秀作品
1班 222N1020 榎本若奈
2班 222N1038 金子康太
2班 222N1042 川村彩良
3班 222N1075 鈴木竣人
3班 222N1061 ゴロブリョウ ダリア
4班 222N1096 中山藍礼
5班 222N1115 藤田琉楓
次回から第2課題が始まります。図面のコピー課題も終わり、いよいよ設計課題です。どのようなチャペルが出来上がるのか、今からとても楽しみにしています。学生の皆さんもぜひ設計課題を楽しんでください。
次回は敷地見学を行います。班によって集合場所が異なります。授業開始時刻に遅れないよう気をつけてください。後半も頑張りましょう!
SA:植松