2022.12.1(木)は建築設計製図Ⅱの第9回目の授業が行われました。今回は1年生にとって初めてのエスキスの日です。スタディ模型が入った紙袋や箱を持参する生徒が多く見られ、みなさんしっかり準備してきた印象でした。
初めに黒田先生から、今回の授業の説明が会った後、さっそくエスキスが始まります。
数人の生徒に設計の話を聞くと、前回の敷地調査を踏まえて、公園の遊具や遊ぶ子どもたちから着想を得たり、今までの事例研究から空間の着想を得たりと様々なアプローチがあり、まだあやふやながらもしっかりと形にしてきている様子に好印象を持ちました。
先生とのセスキスの合間、生徒同士でディスカッションしている様子が見受けられました。自分の中だけで考えるのではなく、いろいろな人の意見を聞くことは設計において様々なヒントを得ることができます。良い意見や、ハッとするアイデアはどんどん盗んで自分のものにしていきましょう。そのひとつひとつが設計の糧となっていきます。
また、建物単体だけで配置が考えられていなかったり、模型もスケールが曖昧な学生が多い印象を持ちました。設計の具体性を上げていくためにも、まずは作った模型に人を入れてみましょう。頭の中だけでなく、スケッチや模型など手を動かしながら考えるもの一つの手です。自分の考えを伝えられるようにしっかり準備して来週の授業に挑みましょう。
SA:植松