2023.1.19(木)は建築設計製図Ⅱの第14回目の授業が行われました。今回はいよいよ第2課題「野島公園のチャペル」の最終提出です。学生は13時15分までに製図室に集まり、図面一式と模型を提出します。
提出物は以下の通りです。
・コンセプト 提案内容を図や文、スケッチなどを用いてまとめたもの
・配置図 1/300
・平面図 1/50
・立面図 1/50
・断面図 1/50
・パース 内部・外部1面ずつ
・模型 1/50
13時30分に学生は一時退出し、先生方による審査が始まりました。先生方は一作品ずつ丁寧に審査していき、提出図面と模型の総合点を決定して行きます。
審査の終了後、学生は15時45分に再集合しました。各班から7点の代表作品が選出され、皆の前で発表しました。
以下、各班より選出された優秀作品です。
1班「時を伝える教会」222N1017 内沢一颯
2班「室の木」222N1055 倉科彩香
3班「White Whale」222N1058 高坂沙里
3班「集いの石段」222N1075 鈴木竣人
4班「結びの教会」222N1093 中田結和
5班「集いの教会」222N1132 宮本莉子
5班「繋がる教会」222N1141 板倉泰樹
今年の作品は1/50の模型に加え、敷地全体をつくった模型を持参した学生が多く、年々作品のレベルが上がってきている印象でした。選ばれなかった作品も力作揃いで、もう一歩のところで選出されてもおかしくない作品ばかりでした。
最後に日置先生がおっしゃっていた「型を知ったものでしか型を破れない」、古川先生がおっしゃっていた「選ばれた人はアイデアが面白いかどうかではなくて、相手に伝えるように表現できているかどうか」という言葉が印象に残りました。1年生の皆さんも実際に設計課題に取り組んでやりきれなかった事、また今回の授業で他の作品と比べて自分に足りないものに気づいたのではないでしょうか。
2年生からは、より具体的な設計課題が始まります。休みの間も有意義な時間を過ごしてください。これから春休みに入りますが、本を読んだり建築を見に行ったり、春休み中に行われる建築学生のイベントに参加してみるのも良いかもしれません。
半年間お疲れ様でした。
SA:植松