建築設計製図I

第13回 自作模型の立体表現2

2023/07/13

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2023年7月13日(木)「建築設計製図Ⅰ」の13回目の授業が行われました。

 

 今週は先週の自作模型のアクソノメトリック図に引き続き、アクソノメトリック図の完成と着色の作業を行いました。

 授業の初めに、渡部先生から色の表現方法についてミニレクチャーがありました。日常生活で身近くにあるもの配色を観察して、色の使い方の経験を積み重ねてください。今後の設計課題でも、既存の色に限らず、自身の設計に合った色を大胆に作ってみてください。

また、中津先生から、色鉛筆の使い方、色鉛筆の角度や力の大きさを調整するとよりいい色を作れるとのアドバイスがありました。

今回の課題は、自作模型のアクソノメトリック図の作図と着色です。

 作業終了後、先生方からの講評がありました。名建築家たちも設計する際、色鉛筆を使用したドローイングで空間の表現をしています。ドローイングはデッサンのような古典的手法や実際の物の再現的描写ではなく、作者自身の内面の描写を示しています。建築家フランク・ロイド・ライトや安藤忠雄は特に色鉛筆でのドローイング表現が有名であるため、

ぜひ名建築家たちのドローイングを学んでみてください。

続いて、廣田先生と龍口先生から「立体ドリル」の解説がありました。廣田先生出題の「廣田カップ」の問題の正解者の中から2通りの答案を回答した学生への表彰がありました。超難問に時間内で回答できた二人は素晴らしいと思います!

 授業の最後に、構造デザイン講演会のお知らせがありました。2023年7月22日(土)に、アラン・バーデン氏による関東学院大学 建築・環境学部10周年記念連続シンポジウム第2回の「脱炭素に効く構造デザイン」をテーマにした講演会があります、興味のある方には、ぜひ参加してみてください。

 7月29日(土)に、学部4年生のゼミナール報告会があります。各研究室がどのような研究やプロジェクトを行っているのか、確認するチャンスです。ぜひ参加してください。

 8月5日(土)に、今学期の学部2年生から大学院までの優秀設計作品の発表・講評を行うバーディカルレビューが行われます。2年生で履修する建築設計製図Ⅱの参考になると思うので、ぜひ見に行ってください。

次週、2023年7月20日(木)の授業では、建築設計製図Ⅰの最終回講義であるため、講義前の指定の時間にこれまでの課題を提出できていない学生は、図面を提出してください。

TA:程、岩壁


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