7/15第十三回目のワークショップでは、実際に行った11回のワークショップの内容を16面の冊子にまとめていく作業を行い、各ページにあとがきや感想、デザインなどを自らレイアウトして一冊の小冊子を作りました。
13回のワークショップで行ってきたドローイングの復習と共に、これまで行ったモチーフを観察し描くという工程ではなく、今回の小冊子作りでは各々の想像力や自由な表現力が求められました。
これまで描いた作品をそのままトレースするのではなく、モチーフの見え方や角度の変更/文字の補足/色味の追加等を行うことで、自分なりの個性溢れる作品が出来上がっていました。
また、講義はじめの基礎演習として行った立方体/円柱/紙コップ等を改めて描くことで当時表現しきれなかった陰影のつけ方や鉛筆や練消しゴムの使い方、様々な観点から自身のスキルアップを実感する良い機会となったのではないかと学生を見て感じました。
ドローイングは建築を学ぶ上でとても重要な表現技法であるため、ドローイングワークショップを通して学んだスキルを活かし、また更なるスキルアップを目指すことを願います。
TA:市川 吉田