担当教員 常勤・粕谷淳司 非常勤講師・小形徹、三浦秀彦
すまいデザインスタジオ1の第10回目の授業です。
まず小形先生から前回に引き続き同じ課題条件で設計した作品の紹介があり、三浦先生の演奏会に行った体験をもとに、トランペットなど楽器を演奏する人のための空間を作りたいと考えたというお話をしていただきました。
その後、先生方から人がいることを想像し、その人がどういう空間にいるのかというところにまで発展させること、イメージの固まっている全体像をもとにしつつ、空間を切り取り自分の居たい場所を考えることが大切なのではないか、といったアドバイスを全体でいただき、エスキスが始まりました。
今回は模型や3Dモデリングを製作し立体的に考えている学生が多く、さらに、空間の世界観をドローイングや言葉に表現し冊子にまとめてきた学生もおり、より提案の密度が上がってきたように感じます。
た、屋根の素材感、開口の開け方、具体的な家具の設置、敷地に対する配置の仕方など細かなデティールの検討をエスキスの待ち時間に学生同士で話し合う姿も見られました。
次回の授業は中間発表です。提出物は以下の通りです。
*設計する「離れ」の⼀部となる主要な空間を表現すること
・図⾯(造作家具などの設えや素材感などを密度⾼く、スケール感を持って表現すること)
①部分平⾯図(1/20 以上、必要に応じて周囲も表現)
②部分断⾯図(1/20 以上、必要に応じて周囲も表現)
③展開図など(1/20 以上)
・模型 ・提案する空間の部分模型(1/20 以上
模型、図面ともに縮尺が上がり、今までの課題と比べ、空間の詳細な情報の書き込みが求められます。
1週間という限られた時間の中で何にどのくらい時間をかけるべきか、自分の提案に必要なものは何か、整理・管理をしっかりと行い中間に向けての準備を頑張ってください。
TA 伊藤