7/8第十一回目のワークショップでは、果物や野菜をモチーフとした色鉛筆のドローイングを行いました。
果物と野菜のレイアウトを決める際、スケール感や形状、光が物体にあたった際に出来る影を意識しながら全体の構成を定めました。
鉛筆で薄く下書きをし、果物や野菜をよく観察した後に色鉛筆で色をのせていきます。複数の色を重ねることや、指でなじませることにより果物や野菜によって異なる複雑な色や質感を表現していきました。
また、果物や野菜の断面を想像し描くことで表面的に見えている色だけでなく、今は見えていないモチーフの元々の色を着彩の下地として扱っている学生が見られました。
ワークショップ後半では、果物や野菜を加工(剥く/カット/かじるなど)したモチーフのドローイングを行いました。
加工したことにより、色味や形状、質感の変化による新しい視点を発見し、それぞれの特性を際立たせるためのレイアウトを新たに考えていきました。
さまざまな果物や野菜によって加工方法に違いがあるため、学生それぞれの個性溢れるドローイングが行われていました。
TA;市川 吉田