第14回　第2課題最終提出

2023年7月20日(木)、『パッシブデザインスタジオ』の第14回目の授業が行われました。
本日は、第2課題最終提出日になります。
第2課題の図面や模型は、先生方に細部にわたり採点していただきました。
先生方からの評価が高かった、上村くん、石渡くん、菊地くん、保坂さん、谷藤さん、山田さん、澤田さん、田中くんの8名に設計した建物について発表をしてもらいました。

 

上村くん
上村くんは、エスキスが始まった当初から自分のコンセプトが固まっていました。BIMのソフトを使用し試行錯誤しながら実用性の高いオフィスビルを設計した点が評価されました。

石渡くん
対象敷地周辺の環境を考え、建物をL字型に配置し日本大通りの町並みになじむような外観を設計していました。模型やパースの表現力も高い作品へ仕上がりました。

菊地くん
同じ空間内で、人と人がどこにいても出逢うよう、全てのラウンジ空間に高低差をつける断面計画をしていました。建物の所々に吹き抜けがあり、アフターコロナを想定した自由なオフィスのコンセプトに沿った提案をしていました。

保坂さん
保坂さんは、コンセプトや図面などの提出物の完成度が高く、先生方から高く評価されました。建物のコンセプトだけでなく、設備計画もきちんと記載されており、秋学期のスタジオの作品も楽しみです。

谷藤さん
外観のデザインや図面の完成度が高く、実際にオフィスビルとして建っているかのようなレベルの作品でした。断面図や立面図では、建具やルーバーなど詳細な部分まで表現されていました。

山田さん
「コミュニケーションを促進するオフィス」というコンセプトのもと、樹木を多用したテラスをオフィスフロアに併設する計画をしていました。オフィスフロアでは、フリーアドレス席を採用し、目的や状況に応じた選択が可能な環境提案していました。

澤田さん
澤田さんは、オフィスビルのテナントを文房具屋として設計を行いました。木のルーバーやテラスを設け、居心地の良いオフィス空間を表現していました。

田中くん
田中くんは、平面のコアやオフィスフロアの配置などをとても考えていました。また、手書きの図面とは思えない完成度となり、先生方を驚かせていました。

今週の授業で、パッシブデザインスタジオは終了となります。
学生のみなさんの頑張りがとても感じられる最終授業でした。
秋学期では、パッシブデザインスタジオで設計したオフィスビルに設備設計を行います。
図面のブラッシュアップや、手書きで図面を作成した人はCADで再度図面を作成するなど、秋学期に向けて夏休みを有意義に過ごしましょう。
みなさん、お疲れ様でした。

TA：藤田、片山