科目名:大学院デザインスタジオⅠ
課題:知の交流と創造の場としてのキャンパス空間
担当教員:柳澤潤、酒谷粋将
非常勤講師:村松基安 TA:黒柳静希
2023.07.07(金)3.4講時目「大学院デザインスタジオⅠ」の第12回目の授業が行われました。今週は最後のエスキスチェックになります。来週のプレ発表に向けて、1週間まとめた内容を、個別でエスキスをしました。
恣意的な建築の操作と、合理的な設計の提案の兼ね合いに苦労している学生が多い印象を受けました。第二課題のテーマは、知の交流と創造の場としてのキャンパス空間の提案です。創造力を掻き立てる空間を作り出すために開放感のある半外部空間や、自由な形状のスラブを配置している反面、確保できる延床面積や構造の合理性、周りの建物との関係を大切にする必要があります。また、模型で作った半外部空間は、現実に建てた時に強烈な隙間風を生み、空調が設置できないため、実際には気持ちの良い空間にならない恐れもあります。大学院の課題では、その辺のリアリティも含めて設計を詰めていく必要があります。
来週はプレ発表になります。1人、A1四枚のプレゼンテーションボードと、1/200の模型を作成してもらいます。図面は家具や人の配置も含めてわかりやすく伝わるプレゼンを意識して、この1週間を大切に使ってください。
TA:黒柳静希