建築設計製図III

第10回 第2課題個別指導02

2023/06/23

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本日は、第2課題に入り2回目のエスキスチェックでした。

授業の最初に、大塚先生より設備計画についてのレクチャーがありました。空調設備計画、搬送設備計画、採光計画、トイレの計画の話をしていただきました。たくさんの美術館の事例とその設備計画について、図面や写真を元に紹介していただきました。今回の課題では、断面図が重要になるという話がありました。図面に光の入る矢印を描いたり、光に色を付けて表現することで、採光の計画が伝わりやすくなると思います。

また、図面を見ながら実際に美術館を訪れ、光の入り方や設備の納め方などについて目を向けてみるのも良いと思います。

第2回目のエスキスチェックでは、前回よりも模型を持ってきている学生が多くみられました。その中で、図面の作成と並行して案が練られている学生がいた一方で、建物の形から入り、プランニングなど図面の作成がまだ追い付いていない学生も多い印象を受けました。形がなかなか決まらない学生は、選んだアーティストの作品コンセプトを深堀りしてみると、思わぬところからデザインのヒントが見つかるかもしれません。たくさん調べてみましょう。

エスキスチェック以外の時間では、学生同士で話し合いながら作業を進めている様子が見られました。

次回は中間提出です。提出物は、配置図、平面図、断面図(2面)、立面図(4面)、敷地全体を含むスタディ模型です。具体的なプランの計画で悩んでいる学生は早めに案を固め、提出物の制作へ取り掛かれるように頑張って下さい。

SA:荻尾


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