2023年7月1日(土)、ビルディング・ワークショップの第11回目の授業が行われました。
今週も継続して施工を行っていきます。今週からはすべての班が施工に入りました。あとは完成にむけて組み立てていく段階となります。
今年は、スタディ段階で苦戦し遅れていたグループが施工スピードで巻き返している様子が見受けられ、いくつかのグループは例年よりもかなり早く完成が見えてきました。そのため、実際に使用してみてから「もう少し改良しよう」、「ここのディテールをこだわればもっと使いやすくなるのでは」といったスタディ段階ではなかったイメージを膨らませながら施工を進めている様子が印象的でした。
一方で、制作物のスケールが大きくパーツの物量が多いグループは完成形が見えてきていませんが、徐々に大きなパーツが組みあがってきました。大きなモノを生み出すということは時間と労力がかかりますが、それだけ完成した時の喜びと達成感は大きなものとなります。
完成が近づいているグループも増えてきましたが、スタディ段階でのイメージを完成とするのではなく、実物大のスケールで作成して初めて気づいた点や改善すべき点をグループで共有し、よりよい成果物となるよう最終週に向けて手を動かし続けましょう!
TA 飯濱