建築環境・設備実験

音響測定実験1

2023/07/04

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2023/07/04、「音響測定実験」1回目の授業では、建築環境・設備実験で音のテーマを扱う理由、音の単位等の基礎事項、レポートの書き方、調査内容・方法について講義を行った後、実験・実測を行いました。

講義の終わりにブレインストーミングを行い、音を小さくする方法のアイディアを提案しあいました。色々な方法が出た後で、何かで音源を囲う場合、何で囲えばいいのか、木や鉄、発砲スチロール、コンクリート、ガラス、紙、プラスチック、吸音材、プラスターボード等、様々な意見が出ました。実際にどの材料が一番音を小さくする効果があるか、実験で確認していきます。

実験は音響実験室で行いました。9種の建築材料の遮音性能を評価します。ラウドスピーカから1000Hz、2000Hz、4000Hzの帯域の騒音を発生させ、「①試料を設置しない条件」と「②試料を設置した条件」の音圧レベルを騒音計で測定し、音圧レベルをレベルレコーダに記録します。

ラウドスピーカに音を発生させる音源装置操作担当、音圧レベルを測定する騒音計操作担当、騒音計からの音圧レベルの変動を記録するレベルレコーダ操作担当に数名ずつわかれて実測をしました。レベルレコーダの記録の読み取り、分析・考察は次回行います。


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