大学院建築デザインスタジオ1

第8回 大学院デザインスタジオⅠ

2023/06/09

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科目名:大学院デザインスタジオⅠ 課題:知の交流と創造の場としてのキャンパス空間
担当教員:柳澤潤、酒谷粋将
非常勤講師:村松基安 TA:黒柳静希

2023.06.09(金)3.4講時目「大学院デザインスタジオⅠ」の第8回目の授業が行われました。今週から第二課題が始まります。まず、第二課題の担当教員である酒谷先生から、課題説明をしていただきました。第二課題は「知の交流と創造の場としてのキャンパス空間」をテーマに、大学生活の中でも親しみが深いであろう、9号館の立て替え・もしくはリノベーションに取り組んでもらいます。食堂や購買等の現在存在する建物の役割は一定程度担保しつつ、大学に関わる様々なモノ・コト・ヒトをつなぐハブとしての役割を担う新しい9号館を提案してもらいます。

課題説明の後、対象敷地である9号館の敷地見学に行きました。コロナ前は売店に集う学生で賑わっていた購買部前のピロティも現在では閉鎖されていたり、西門から最も近い場所にあり、地域との交流が期待できる場所だが、柵によって閉鎖感が出てしまったりと、9号館が持っているポテンシャルを生かしきれていない現状を前に、第二課題に対する構想が大きく膨らんだことかと思います。

敷地見学の後、学生同士で簡単なブレストを行いました。その中では「内部空間を明るくし、心身共に開放感を得たい」や「他学部と時間をシェアする方法はないか」「建物自体を教材にしたい」などのキーワードが上がっていました。

第二課題から具体的な建物の提案になり、居心地の良い空間、プログラムはもちろん、設備系の機械の配置や、独自の教育カリキュラムの提案など、大学院の課題ではリアリティが求められます。1人3案スタディすることを目標に、魅力的な提案を期待しています。

TA:黒柳静希


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