2023年6月3日(土)、ビルディング・ワークショップの第7回目の授業が行われました。
初めに、グループごとの進捗状況とこの日に行う作業を確認しました。今週からは、施工する上で必要な材料の数量や種類まで具体的に検討する必要があります。
全体的にはグループによって進捗に差がある印象で、必要な部材の数を把握できていないグループが多く見られました。先生方からは、必要な部材の種類と数をリストアップすることで情報整理を行うことができるため、模型を作りながら数量を確認する必要があるとアドバイスがありました。
一方で、あるグループはデザイン案の一部を実寸大の木材を用いてスタディを行い、木材の撓み方やどこまで荷重に耐えることができるかなど、施工する上で不安な要素を先生と確認しながらエスキスを行っていました。酒谷先生からは、考えた案を3Dモデリングすることで、材の位置の確認や必要な木材の数の算出を行うことができるとアドバイスがありました。
来週には、考えた案を実際のスケールで作成する段階に入ります。実寸大の木材を用いてスタディをすることで、模型ではわからないスケール感覚や木材という素材の特徴をつかむことができます。各グループ進捗に差はありますが、施工にむけて思考や作業のスピードを上げていきましょう!
TA 飯濱