本日は、第1課題「ふつうの家:自分の家族のすまい」の模型提出と個別指導の第5回目が行われました。
授業の始めに、各自作ってきた模型を机の上に並べ、全員で模型を見て回りました。
見て回った後に、先生方から学生に向けて感想、アドバイスを頂いた中で、外構についての話が多くありました。
今回の模型提出では、外構が充実している作品が少ないように感じました。
住宅と庭を別々のものとして考えるのではなく、部屋の中の延長として考えてみると良いでしょう。
また、模型の色味に関して様々な表現方法が見られたのは良かったものの、色が不自然であったり、濃すぎる作品が多い印象を受けました。
ただ色を塗るだけでなく、その色の持つ意味、生活との関係を考えながら決めると良いと思います。
今回の模型提出では、生活が想像できる模型と、そうでない模型に大きく差があったように感じました。
模型に添景や人模型を入れてみると、一気に生活感が出てきます。
模型が未完成だという学生は、図面を描く作業とのバランスをとりながら、手を加えていくと良いでしょう。
模型提出が終わった後、希望する学生のみでエスキスチェックが行われました。
何人もの先生にエスキスをしてもらっている学生や、模型の修正点、修正方法についてアドアイスをもらっている学生など、自分の作品の完成度を上げようとする熱意がとても伝わってきました。
来週はいよいよ最終提出です。ラストスパート、頑張ってください!
SA:荻尾