2023年5月30日(火)は、まちづくりデザインスタジオⅠの第7回目の授業が行われました。第一課題「風を吹かせて桶屋で儲けろ−都市の大きな変化を導く小さなアクション−」の最終講評会です。一人当たり発表時間3分、講評時間5分で発表を行いました。
酒谷先生からの総評では、学生たちの間でお互いがつくった模型やプレゼンボードをよく見て、良いところをどんどん盗んでいってほしいという話がありました。良い技術をたくさん盗み、自分で使ってみる、そして理解をし、そこから自分なりに発展させて行くことが大切です。また、課題提出の2週間前には自分の提案をまとめてプレゼンの準備に入るなど、課題提出に向けてのスケジューリングをしっかりしようというアドバイスもありました。
萬玉先生からの総評では、自分の提案を一番体験してみたい、楽しみたいのは自分であってほしい、そんな熱量を持って課題に取り組んでほしいという話がありました。また、主観的な気づきからアプローチをし、それを他の人にしっかり共有できるようにしようというアドバイスがありました。他の人との共有が可能でないと、その提案の実現を想像することができないため、敷地に対するリサーチや自分が考えた問いを、どう人と共有するかを工夫することが大事です。
Yap先生からの総評では、作品はおもしろいものが多く、このコースの学生たちは熱量をもった人が多く楽しく課題に取り組めているので、引き続き課題を楽しんでほしいという話がありました。また、プレゼンをするときの作品の準備や机の上の整頓など、細かなところに気を配ろうというアドバイスがありました。
以下、先生方からの評価が高かった作品を紹介します。
馬渕くん(左上)、八木橋くん(右上)、廣野さん(左下)、馬場さん(右下)
来週からは第二課題が始まります。
第一課題では、発表の練習からパースの描き方やコンセプトボードのまとめ方まで、いろいろなことを学ぶことができたと思います。今回学んだことを活かして、第二課題に取り組んでいってほしいです。
第一課題、みなさんお疲れ様でした!
TA:髙田