建築設計製図III

第4回 第1課題 中間提出

2023/05/12

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今日は第1課題「ふつうの家:自分の家族のすまい」の中間提出でした。

今回の提出物は、①配置図、②各階平面図、③断面図2面以上、④立面図2面以上、⑤敷地全体を含むスタディ模型(1/100)です。

授業の初めに、机の上に自分の提出物を広げ、全員で模型と図面を見て回りました。

他の人たちの作品を見ることで、自分にない考え方や、自分とほかの人の考える「ふつう」の違いについて、たくさんの気付きを得ることができたのではないでしょうか。

また、提出物以外にも敷地模型やコンセプトボードを作ってきた学生も見られ、意欲が感じられました。きれいに描けている図面が多かったことも印象的でした。

全員で見て回った後に、先生方から全員に向けて、

「コンセプトに合った模型材料を検討した方がよい」、「玄関ドアや室内のドアをくり抜くことで空間がつながって見える」「めんどくさがらず時間をかけて作品と向き合うことで見えてくるものがある」などアドバイスを頂きました。

学生たちは、エスキスチェックを受けて、中間提出完了となります。図面の描き方や模型の作り方など、アドバイスをもらっている様子が多くみられました。

次回は最後のエスキスチェックです。

今回の中間提出で吸収したことを意識し、よりよい提案を持っていけるように準備を進めていきましょう。

他の人の作品の良かった表現を進んで真似してみるのもよいでしょう。

また、最終提出では、1/50の図面と模型の提出が求められます。スケールを上げることでイメージが変わることも起こりうるので、今からスケールを上げてスタディを始めると良いと思います。

今回の中間提出で図面や模型の密度の濃さにより、情報の伝わりやすさに差が出てきたように感じました。

なぜ伝わってくるのか?自分と何が違うのか?よく考え、伝わりやすい表現を各自模索してみてください。

 

 

 

SA:荻尾


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