ビルディングワークショップ

第6回 ワークショップ・積算

2023/05/27

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2023年5月27日(土)、ビルディング・ワークショップの第6回目の授業が行われました。

今回から積算を行うため、つくるものの寸法だけでなく使用する部材や接合部の金物を決めていく必要があります。授業の初めに、酒谷先生から主に市販されている木材の寸法についてのお話があり、その寸法を意識しながら設計すれば効率よく施工が行えるというアドバイスをいただきました。

ほとんどのグループは先週に引き続き、模型や図面を作成してスケールや形のスタディを行っていきます。いくつかのグループはスケールと形が確定し、どれくらいのスケールであれば市販の部材の寸法でつくりやすいか、どのような接合部にすれば構造的に成り立つかということについて考えていました。つくるものに対する理解の解像度が上がっているからこそできる思考であり、この授業の成果物を作製するうえでとても重要なことです。

授業の最後には、グループごとの現状を共有しながら、おおまかな必要部材をそれぞれ算出しました。来週には、部材を実際に手に取りながら、引き続き形状や適切な部材の検討、接合部等の構造的検討を進めていきます。実際に部材に触れることで、イメージ通りにつくれそうだ、あるいはこの部材では難しそうだ、ということに気づくと思います。この段階から、模型といった小さなスケールだったものを実際のスケールで捉えながら考えていく必要があるため、形状のスタディだけでなく部材や接合部の検討を合わせて行うことで、成果物の現実性を高めていきましょう。

TA 飯濱


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