大学院建築デザインスタジオ1

第2回 大学院デザインスタジオ1

2023/04/21

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科目名:大学院デザインスタジオⅠ 課題:金沢八景キャンパス 再編計画
担当教員:柳澤潤、酒谷粋将
非常勤講師:村松基安 TA:黒柳静希

2023.04.21(金)3.4講時目「大学院デザインスタジオⅠ」の第2回目の授業が行われました。今週はまず、大学キャンパスの1/200模型を作るために六浦キャンパスを5等分し、五つのグループ分けの作業から始めました。

グループ1:2号館、3号館、工学部実習館
グループ2:1号館、大学体育館、フォーサイト21
グループ3:工学本館、5号館、7号館
グループ4:大学図書館、宗教教育センター、SCC
グループ5:9号館、6号館、8号館、経済学館、12号館、工学部実習棟

その後、グループごとに1週間リサーチしてきた内容を発表してもらいました。

その中でも韓国のハンナム大学と三重大学のリサーチをしていたグループがあり、ハンナム大学は韓国からの留学生の受講生が通っていた大学であり、本大学との敷地面積の大きさや、緑地面積との比較など行い双方の大学の「ネガティブ」と「ポジティブ」を明らかにするというものでした。

また、三重大学のリサーチをしていた受講生は、リサーチ対象として関東学院との共通点(敷地面積、川の近くに立っている点)が多い大学を選定し、三重大学の配置計画やマスタープランを丁寧に調べていました。本大学は目の前に侍従川という川があるのに、門や塀が川に対して閉鎖的に建っており、立地の良さを生かし川と大学をシームレスに繋げられないかという構想がありました。

先生からの総評として、大学院の課題は今までの設計課題と違い、よりリアリティーが求められる。感覚的ではなく数値化して相手を説得する術を身につける訓練でもあるという意見をいただきました。大学院生は建築学生ではなく、一建築家という心構えで授業に挑んでほしいです!

TA:黒柳静希


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