2023年4月20日(木)「建築設計製図Ⅰ」の2回目の授業が行われました。
今回から、いよいよ製図道具を使い、初めて製図の作業を行い、各種類の線を練習しました。
はじめに、図面の種類(平面図、立面図、断面図)の紹介がありました。そして、次に図面表現において重要な意味を持つ線種の説明がありました。
線の太さ、種類には、それぞれ違った意味があります。これらの一本一本の線を正しく、美しく書くために、先生方から製図板、平行定規、三角スケールなどの使い方を実際の作図の様子と共にレクチャーしていただきました。
続いて、製図板を使用し、直線、斜め線、一点鎖線、破線の練習をしました。
はじめての作図作業となる学生が多いため、図面の枠を描くのに時間がかかっている学生も見受けられました。また、道具の使いを慣れてないため、綺麗に書いた図面に汚れを付けてしまう学生も見受けられました。三角定規や平行定規についた汚れをこすってしまうと汚れが目立ってしまうので、道具類を拭くことが大切だと先生方から指摘がありました。
次に、完成した図面の提出方法、提出場所、採点基準などの説明がありました。時間内に課題が終了しなかった学生には、次回の授業開始前までに完成させて提出するよう指示がありました。
最後に、先生方からの講評がありました。線分は図面を表す大事なものであり、1mmの誤差であっても、図面の意味が変わってきます。そのため、一本一本の線を描く時、設計者としての責任を持ち、描かなければなりません。正しく、美しく、速く図面を描くことができるのを目指して頑張りましょう!
今回は、学生は初めての製図板や道具を使った作図作業でした。簡単そうに見える一本一本の線は、正しく、美しく描くため、たくさんの工夫が必要です。最初は慣れない作業でも、段階を踏んで理解を深めていくと、面白い建築の世界を実感できると思います。そのために、これからも一生懸命頑張りましょう!
次回4月27日(木)には製図道具、特に三角スケールを忘れずに準備して臨みましょう!
TA:程、岩壁