2023年4月13日(木)、『パッシブデザインスタジオ』初回授業が行われました。
この授業では、公共性の高い建物を課題対象とし、気候・風土、建物外部の環境、内部の環境に配慮した環境共生建築のデザインを自ら提案します。
特に、熱、風、光、音、水といった自然環境要素を積極的に建築に取り入れ、自然で快適な空間を創造できる、省エネルギーで地球環境に優しいパッシブなデザイン手法を学修します。
初回授業は、非常勤の先生方から自己紹介を兼ねて、これまで関わられた作品の紹介がされました。
次に、授業及び課題の概要について山口先生から説明がありました。
第1課題は「自然環境と融合した地域コミュニティを活性化させる施設」です。
続いて、石崎先生の気候特性のレクチャではパッシブデザインを考える上で重要な、気象データの収集方法などについて教えていただきました。
学校でのレクチャ後に、第1課題の敷地に向かいました。敷地見学では、複数のグループに分かれ先生方に説明していただきながら敷地の周辺の環境や植生状況、利用している人達の年齢層などの敷地の状況を把握しました。
次回の授業では、今回行った敷地見学のレポート、事例調査が課題となっています。
パッシブな環境技術、同様の規模の施設について調べ、設計に反映できるように頑張ってください。
TA:片山、藤田