排水設備の実験1

4月18日は第2回目の建築環境・設備実験の授業が行われました。（本レポートでは、テーマ2「排水設備の実験」の様子を報告する。）

初回の授業では大塚先生とTA柿澤より、実験についての説明を行った後、設工研に併設された高層排水シミュレーションタワーにて、高層階からの排水を想定した排水実験を行いました。本実験では9階からそれぞれ1.0、1.5、2.0L/sの排水を行い、その際の管内圧力変動、封水損失の様子を受講生に体験してもらいながら実験を行いました。

実験は、1階にあるバルブを回し、排水立て管に一定量の排水を流すA班、データの収集及び指示を行うB班、8・7階に設置されたトラップの封水を測定するC班の3つの班に分かれ行いました。

最後に設置されたトラップに過度な正圧が発生した際に起こる、跳ね出し破封も実際に体験してもらいました。

　実験を体験して学ぶことは貴重なため、この経験を生かして時間の授業に役立ててほしいと思います。

次回の授業では、本実験で得たデータを解析、そしてレポート作成に着手する予定です。

TA柿澤