ランドスケープ・デザインワークショップ

第13回 エスキス

2023/01/17

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2023.01.17(火)4,5講時目「ランドスケープデザイン・ワークショップ」の授業が行われました。

本日は最初に学生たちが作ってきた模型とプレゼンボードを発表し、先生からの意見を頂きました。

前回の授業から4週間の期間が空いていたため学生たちはそれぞれ最終に向けた模型やプレゼンボードができていました。

一人目は「居場所を見つける」というタイトルで、この対象敷地が持つ本来の地形と、海と隣り合う地域の特色を生かした場所性を持つ広場への提案を行いました。地形の高低差を使って人の目線の変化によって見える見えないの関係を創り、居場所ができる提案でした。

先生からは、水の流れと広場と集会所の断面図を1枚で描けるとプランがわかりやすく伝えられるというアドバイスを頂きました。

二人目は「織り成す」というタイトルで、頻繁に入れ替わる団地の住民と定住するまちの住民、その双方の関係性を結びつける懸け橋となる公園の提案を行いました。グリッドから段差や人の居場所ができる空間を提案していました。

先生からは、この計画のここの場所の大きさをどう考えて決めたか、ここの使い方はどうなるのか、水がある場所はどうなるのかというところの説明があると良いという意見を頂きました。

三人目は「創る繋がる」というタイトルで、建物とランドスケープを壁によって一体化し、ものづくりワークショップができる広場や畑などを計画することで自然とものづくりで繋がる広場を提案しました。ものづくりワークショップという具体的な用途を持った提案で、地形に挿入された壁によって居場所が出来上がる提案でした。

先生からは、道具の貸出をする場所や道具を洗える場所など、集会所のプログラムをもう少し考えるべきという意見を頂きました。

最終の発表ではゲストの方の前で発表することになります。対象敷地や課題について知らない方にもわかりやすいようなプレゼンができるよう、準備していって欲しいと思います。

(TA:村瀨巧)


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