担当:柳澤潤 准教授
非常勤講師:野上恵子(建築家)、高橋潤(建築家)
SA:手塚梨玖
2022年5月17日(火)「ハウジングデザインスタジオ」の第五回目の授業が行われました。今週は第一回目のエスキスです。最初に全体で説明があった後、前回発表が済んでいない学生がリサーチ課題の発表を行いました。その後三つの班に分かれてエスキスが進められました。
自分の考えを形にした模型やスケッチを準備して、グループ内で二、三人ずつ一緒にエスキスを受けました。具体的な案や形を持ってきた学生はまだ少なかったですが、どの班でも他の人が先生からいただいたアドバイスにも真剣に耳を傾けて、メモを取っている姿が見られました。
先週、柳澤准教授から指示があった通り、ほとんどの学生がそれぞれ1/200スケールの周辺模型を作成してきました。今後の作業を進める上で周辺との関係を探る手がかりにもなるので、まだ作成していない人も是非準備してほしいと思います。
自分のエスキス以外の時間にスタディを進めている学生や、友達と考えてきた案を共有している学生がいました。教室で模型をつくるのは大変ですが、スケッチをするなどして有意義に時間を使っていてとても良いと思いました。
最後に柳澤先生から集合住宅についてのレクチャーがありました。具体的な店舗や機能など商業に関することだけでなく、住まい方や住戸プランの提案にも積極的にチャレンジして欲しいとのことでした。紹介された事例に限らず、魅力的な作品や考え方が数多く存在しています。また、自分の設計課題を進めるにあたって、実際の作品を学ぶだけでなく、本を読むことでも新しい視点を得ることができます。中間提出までエスキスは残り二回です。リサーチ課題は先週で一旦終了しましたが、積極的に手を動かし、引き続きインプットとアウトプットを繰り返していきましょう。
○感染拡大防止のために
・教室内では、常に換気を行う・マスクの着用・距離を取るなど配慮した上で授業しています。
・教室内に二酸化炭素濃度計を設置しています。数値が1,000ppm以上を超えると換気の悪い密閉空間であるとされています。本日は560ppm前後の数値を示しており、最大で630ppmであることを確認しました。
SA:手塚