まちづくりデザインスタジオ1

第14回 最終講評会

2022/07/19

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担当教員:酒谷粋将、中島弘貴、Yap Minwei、

TA:関拓海

2022.7.19(火)第14回建築再生デザインスタジオの授業ブログです。

第二課題「Regenerative Architecture 人間以外の主体と共進化する建築」の最終講評会が行われました。模型とプレゼンテーションボードを使い、ひとり3分間のプレゼンテーションと先生方からの講評を5分程行いました。

 Yap先生から学生への総評は、第一課題に比べてそれぞれの学生が大きく成長しているとのことでした。プレゼンボード、模型、設計のどれを見ても、第一課題から学び、できるようになったことが増えている様子が見受けられました。しかし、もう一歩欲しい作品が多くあり、それはスケジュール管理ができていないのではとのことでした。7週という短い中でエンジンを最後に掛けるのではなく、最初から全開でやっていき最後にプレゼンを仕上げる時間をつくることが大切であるとのことでした。

中島先生から学生への総評は、人間以外の主体を考え過ぎてしまうがゆえに駅というプログラムと分離して考えてしまっている学生が少しいたのが惜しかったとのことです。また、タイトルのつけ方に関してアドバイスがありました。作品に関して積み上げて考えてきた構成要素を一通り出し、それら全体を総合的に伝えられるようなタイトルであることが望ましいです。

酒谷先生から学生への総評は、パース練習を毎週行っていたこともあり、メインパースがよく描けているとのことでした。一方で、ほとんどの学生は図面がおろそかになってしまっているとのことでした。図面ができてない原因に、スケジュール管理の問題で図面ができていないのか、あるいは計画がそもそも詰まっていない可能性もあります。7月中にも図面を仕上げ、ポートフォリオ作成すると良いとのことでした。

 建築再生デザインスタジオの学生のみなさん、半年間大変お疲れさまでした。これまで建築にそれほど時間をかけてこなかった学生も多くいたかと思いますが、今期で建築について考えること・それをするための熱量というものがどれほどのものか気づけた学生が多くいたのではないかと思います。ここで成長を止めずに、引き続き建築設計に真剣に向き合ってくれたら嬉しい限りです。夏休みは本物の建築をたくさん見に行きましょう!そして来期のスタジオも全力で頑張ってください。

TA:関拓海


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