担当教員:酒谷粋将、中島弘貴、Yap Minwei、
TA:関拓海
2022.4.12(火)第1回建築再生デザインスタジオが始まりました。
第一課題のテーマは「まちの萃点をつく -都市の大きな変化を導く小さなアクション-」です。”萃点<すいてん>”とは日本の博物学者、 南方熊楠(みなかたくまぐす) の言葉です。 “萃”とは“あつまること”を意味し、点はあらゆる物事が交差し、因果の繋がりが集中する点のことを指します。本課題では都市の萃点を見いだし、そこにふさわしい建築を設計します。対象エリアは金沢文庫/金沢八景の徒歩エリアになります。
早速、4グループに分かれ「横浜市マスタープラン金沢区プラン-金沢区まちづくり方針-」などを見ながら金沢区に関する都市交通・自然環境・人口・防災・福祉などに関してリサーチ・発表を行いました。普段通学に利用する金沢八景・金沢文庫エリアですが、意外に知らなかった山や海などの自然環境、防災まちづくり計画など多くのポテンシャルを発見することができました。一方で今日リサーチした内容は、鳥の目のような解像度の低い「都市の方針」といった情報でしかありません。そのため次週までに各自で歩き回りリサーチをしていく中で、萃点となるような場所の詳細な情報を集めると同時に、そこにふさわしい建築とはなにか考えながら設計していきましょう。
次週から3グループに分かれエスキースチェックが始まります。リサーチ内容をまとめるだけでなく、さっそくガンガンスタディ模型をつくり設計を進めましょう。
TA:関拓海