7月9日、ドローイングワークショップの11回目の授業が行われました。
今回は、各自持参した果物や野菜をモチーフに色相、明度、彩度を活用し、「外観」、「内観」を描いていきました。
【外観】
持参したモチーフを描きたい構想に配置して、モチーフの素材や質感、光沢など野菜・果物の特徴を色鉛筆で表現していきます。
今までは、鉛筆の濃淡で立体感を描いていきましたが、今回は色鉛筆を用いて描くため平面的になってしまったり、色のムラができてしまったりと試行錯誤して彩色していました。
【内観】
続いて、モチーフを自分の好きな形にカッティングや皮剥きをして、モチーフの断面や中身を描きました。外観で描いた時とは違う特徴が見え、新しい気づきを見つける学生もいました。
今までとは異なり、モチーフを色鉛筆で表現していきました。色の組み合わせや明度・彩度などに苦戦し、完成するのに苦労をしていましたが、完成品を見ると上手く表現ができていたと感じました。
最後に、インスピレーションを与えるためにそれぞれの描いた作品をモチーフと一緒に鑑賞してもらいました。自分に足りないことや気づきなどを知るいい機会になったと思います。
是非、この経験を設計製図のプレゼンボートやコンセプトに活かして活躍してもらいたいです。
TA 阿部