4月16日、ドローイングワークショップの2回目の授業が行われました。
【はじめに】
本講義で用いる各道具の使用方法、注意事項、片付け方についてお話がありました。
ドローイングワークショップでは、描く授業であることから「鉛筆」を多用します。まずは、描くのに適した鉛筆の削り方についての解説がありました。鉛筆の削りくずを入れるゴミ箱も自作し、鉛筆を削っていきます。
【9段階の明度】
A3のスケッチブックを使い、9×9cmの正方形を描いていきます。その後、9×9cmの正方形の中に3×3cmの正方形を作り、9等分にします。作成した、正方形には、左上に一番明るいグレー、右下に一番暗いグレーを塗り、濃淡(グラデーション)が分かるように塗りつぶしていきます。
【立方体】
続いて、石膏の立方体を使用した描写を行っていきます。
立方体の見る角度や距離・室内の採光や照明から生じる陰影をよく観察し、先ほどの9段階の明度を活かして、立方体を描写していきます。陰影の見方や模写の基本をアドバイスしていただき、他人に見てもらうことや遠目で見ることなどの工夫を凝らし、完成をさせていました。
第2回目の授業では、1本の鉛筆を利用し、色の明度を学ぶとともに、それを活かしたドローイングを実践的に描き、学びました。普段は気にしない明度や描かないドローイングなどに苦戦をしていましたが、先生方のアドバイスや周囲の人の意見を積極的に受け止め、学びを深めていました。次回の授業でも、この経験を活かして楽しく真剣に取り組んでいってほしいです。
TA 阿部