2022年7月14日(木)、「建築設計製図Ⅰ」の第13回目の授業が行われました。
先週から続けて取り組んでいるアクソノメトリック図の作図課題を行いました。最初に、アクソノメトリック図の実用性について、実際の建築家の作品を基に説明がありました。
次に、アクソノメトリック図の着色についての実演レクチャーがありました。以下の3
点がポイントとして挙げられていました。
- はみ出さない
- ムラにしない
- 色鉛筆の芯の跡を残さない
輪郭を抑え、同じ方向に何度も色を重ねることで、均一な着彩ができるとのことでした。
作業では、梁や床の線など隠れて描き表さない線を描いている学生や、見えるはずの線が表現されていない学生など苦戦している学生も多く、先生方に質問しながら取り組んでいました。
講義に先立ち、今週も立体ドリルの講評と表彰がありました。今回の課題は廣田先生作の問題で正解が一つではなく、複数の回答が考えられる難問でした。
最後に、毎日スケッチの講評がありました。先生ごとに印象的な作品の発表がありました。物や空間を面的に捉えた作品や陰影まで表現されている作品が挙がっていました。
次回はいよいよ最終回です。期末課題の提出もあります。今学期の復習としてルーブリック通りに描くようにとのアドバイスがありました。本日完成しなかった図面は持ち帰り、各自取り組んでください。
また、次回はこれまでの未完成課題をすべて受け付けます。図面だけでなく、模型も対象です。