2022年6月30日(木)、「建築設計製図Ⅰ」の第11回目の授業が行われました。
先週に引き続き、各自作成した模型の図面化を行いました。
今回の課題は、4面の立面図を描くものでした。課題説明では作図を始める前に、自分の作成した模型がどのように見えるのか、一度簡単に描いてみてから作業をするようにとの説明がありました。多くの学生が、作業開始前に自分の模型を見ながら階段や壁の位置を課題プリントなどに描き込んでいました。今回の課題は、線に強弱をつけることで立体感を表現します。
一度自分の模型を描いたことにより、スムーズに作図が進み、図面が完成した学生が多くみられました。
作業終了後、渡部先生から図法に関するレクチャーがありました。建築設計製図Ⅰの授業では、ステップ1:図面を読める、ステップ2:図面を描けるようにすることが目標です。建築図面は、3次元の建物を2次元に投影したものです。これまで授業で描いてきた図面がどのような投影法なのか考える機会になったと思います。
最後にホームワーク課題である立体ドリルの解説がありました。少しずつ複雑な図面になってきましたが、一つ一つの平面図・立面図を整理することで、立体図をイメージしやすくなるとアドバイスがありました。
次週の課題はアクソノメトリック図です。物体を立体で表現する手法のひとつで幅・長さ・高さを等倍で表すものです。課題に先立ちアクソノメトリック図の予習課題がだされました。しっかり練習し、次週の授業に臨みましょう。
TA 岩壁薫子 SA 小西悠太