2022年6月9日(木)、第8回の授業が行われました。
今回からの課題は、4月から各自が制作してきた模型をもとに、配置図・各階平面図・断面図・立面図を描く課題です。
講義の初めに今回からの課題の説明と合わせて模型写真のファイル提出の連絡がありました。模型の写真撮影は初めての体験です。写真撮影のポイントの説明がありました。
今回は、各自が制作して持参した模型の図面化です。今日は配置図と一階平面図を作成でした。配置図は上から見える様子を描きます。今回、線はすべて中線で描くように指示されました。模型はどこに壁や階段を配置したかによって各自オリジナルの形態です。
作図の前に、自作模型の壁や階段の位置を説明図の中に描き加えて置くと作業しやすくなるというヒントがアナウンスされていました。
自分で作った模型をよく見て描きましょう。壁なのか、柱なのか、見えがかり線で描くものはどれかなど把握して下さい。注意しないといけないのは、見えがかりの壁なのか、太線で描く壁なのか見極めることです。今回は時間内に完成させている学生が前の回よりも多く見受けられました。完成させている学生は段取りが良い人が多いようです。良い人の真似をするのは上達のコツだと思います。
授業の最後に中津先生から配置図のレクチャーがありました。配置図は建物と敷地の位置関係、周辺との関係や外構を表現するための図面です。今回描いた配置図は真上から見たものを描きましたが、多くの場合は一階平面図と兼ねて描くことが多いです。今回製作した模型は柱・壁・床などは指定された寸法で作りましたが、床・壁・階段の配置は自由で、個性が出ます。自分で決めた空間が外部と部屋の中とどう関係するのか、中津先生のまねをして物語を作り、トレーシングペーパーに一度描いてみたくなりました。
今回模型を提出できなかった学生は次週、必ず提出してください。
TA岩壁薫子 SA小西悠太